自分をもっと好きになる!自分を知る講座

こんにちは。『自分のかたち』親業インストラクターの芹澤芳美です。
広島を中心に、子供にイライラ→親も子もハッピー♪になるコミュニケーションをお伝えしています。
先日、皆さまにお届けする講座をパワーアップすべく、4日間の「パート2」養成講座を受講してきました。
『自分のかたち』では、親子コミュニケーションの基本となる「親業訓練一般講座」のプログラムを提供しています。その一般講座の内容を、もっと自分のものとして使っていけるように復習しながら、自分と自分の親との関わりを見ていくのが「親業訓練パート2講座」です。パート2講座では、自分の価値観や親の価値観について考えながら、子供との関係がよりあたたかいもの、より充実したものになるように働きかけていく方法を学びます。
私自身はパート2講座を約4年前に受講しました。
その時はまだインストラクターではなく、子育てに悩みながら、人間関係にもしんどさを感じていました。その頃の私は、親の価値観を無意識に取り込んでいて、それが私自身の子育てに影響していることをなんとなく感じていました。そして、そのことが子育てを苦しくしているな、ということにも気が付いていました。
人によって様々ではありますが、私はパート2講座を受講する中で、そういった苦しさが少しずつ溶けていく感覚がありました。気がつけば、子育てに向かう気持ちがとても楽になっていたし、親に対して持っていたわだかまりも軽くなっていました。親と直接やりとりをしたわけではないのに、私の中での感じ方が大きく変化したことがとても不思議でした。

親業のプログラムは、子供や他の人といい関係を築くためのコミュニケーションメソッドです。
けれど実践する中で、どんどん自分が変わっていくし、新しい自分を発見することがあります。
それは、このメソッドが自分との対話なしには成り立たないからです。
子供であろうと他人であろうと、コミュニケーションは自分を伝え、相手を理解するやりとりです。
自分を正しく伝えるには、自分のことをよくわかっていないといけません。自分の大切にしたいものや受け入れられないものといった、自分の価値観を知っていることも大切です。
また相手を理解するには、自分の思い込みや想像を外して「事実を見る」という練習も必要です。
親業のメソッドはとても具体的です。その具体的な方法を実践しようとする時、必然的に自分との対話が生まれます。この「自分との対話」が自分を知ること、すなわち自己理解に繋がるのです。
親業のプログラムは、子供(相手)との関係をよくするための実践的な方法を学びながら、自然と自己理解が深まっていきます。
自分を知ることは、実は人間関係の基本と言えるのです。


